2017-01

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阿部平四郎1 小椋米吉型

阿部平四郎1 小椋米吉型

 先日(1月14日)、笠間に行き笠間稲荷にお参りをして、近くの店でランチを食べたことをブログで紹介した。食事の後、笠間芸術の森の入口にある「回廊ギャラリー 門」に寄った。このギャラリーは入口を入ると、郷土玩具や漆器、お箸や箸置きが並べられ、奥の重厚な扉を開くと、広い中庭を囲むように回廊が続き笠間の作家を中心に個性的な作品が展示してある。古民家の梁材や古い建具を活かし趣のあり、時々訪ねることがある。

阿部平四郎1-2

 私はゆっくりと進み焼き物を観て、ギャラリーの入口に並べてある郷土玩具や手作りの民芸品などを眺める。妻などは、猫の置物や張り子のお雛様など気に入ったものがあれば買うこともある。今回は張り子のお雛様を包んでもらっていた。

 昨年、この「回廊ギャラリー 門」に、いろいろな郷土玩具に混じってこけしが並ぶようになった。第3次こけしブームといわれ久しいが、この地方都市にも「やっと、こけし」が、と思うと感慨深いものがある。

阿部平四郎1-1

 私がこけしを集め始めたのは昭和51年ごろからであり、第2次こけしブームも終わりに近づいていた。それでも東京のデパートなどでは正月に「こけしの初売り」が恒例の行事のように続いており、同じ職場でこけしを集めていた宮城県出身のTさんは毎年欠かさずこけしの初売りに、目的の工人のこけしを手に入れることを楽しみにしていた。年明けの仕事が始まめにTさんと顔を合わせると、初売りで買ってきたこけしを1本お土産を頂き、初売りで買ってきたこけしの話を聞くのが恒例のようになっていた。

阿部平四郎1

 今日、紹介するこけしは阿部平四郎さんの小椋米吉型で大きさは6寸である。Tさんから頂いた初売りの土産のこけしで、平四郎さんの米吉型を持っていなかった私は、その晩、炬燵に入りながらチビリちびりと日本酒を飲み何時までも眺めていた。目を細め微笑んでいて品の良い顔をしたこのこけしを気に入っている。

 いつの間にか、正月に配達される分厚い新聞にこけしの初売り広告が消え、親子のように年が離れていたTさんは定年を向かえ故郷の仙台に帰って行った。それが私の感じた第2次こけしブームの終焉である。

 こけしの話318

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