2016-04

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佐藤裕介8 誠型のこけし

佐藤裕介8 誠型のこけし

 国道の渋滞を避け脇道を走ると田植えが始まっていた。田圃の中に田植え機が入り作業をしている。この風景を見ると季節の移り変わり感じる。植えたばかりの稲は細く弱々しいが、根付いて5月に入り気温が上がってゆけば、根が土の中の栄養を吸収し分蘖(ぶんげつ)期に入り株が別れが始まり逞しく成長する。

佐藤裕介8-2

 前回のブログで「木地処さとう」で使っている赤城産のこけしの原木に触れた。東日本大震災の時に放射能の影響を避けいわき市から群馬に避難していたことがあり、それが縁で群馬産のミズキの原木を送って頂いたと。その話題から3日後の4月13日に、九州地方を震度7の激震が襲った。最近、地震や大雨などの自然災害が以前より増えているように感じるのは気のせいだろうか。

 5年前に経験した東日本大震災を振り返ると、私は発電所の復旧に追われ昼夜を問わず働き、休日は乗用車の給油に並び食料や電池を購入するために奔走した。津波の被害が少なかったので震災から1ヵ月が過ぎたあたりから生活や仕事が落ち着きを取り戻し始めたように記憶する。

佐藤裕介8-1

 震災の緊張した生活から平静に戻り行く中で、何故か心の中にポッカリと穴のようなものが空いてしまったように感じた。その穴を少しずつ埋めたくて、私は「こけしの話」のブログを始める切っ掛けになった。こけしや風景の写真を摂り拙い文章を考え5年の歳月が過ぎようとしている。

佐藤裕介8

 前回に続き今日のこけしも佐藤裕介作で大きさは6寸、制作時期も前作と同じ平成25年7月である。祖父、誠型のこけしで造り付の太い胴をしており、かなりボリューム感がある。裾と襟にロクロ模様が引かれ、襟と裾の間に2輪の菊の花が手慣れた筆で描かれている。スーッと鼻筋が通り、ほんのりと淡い頬紅、点の様に紅い小さな口が品良く澄また顔に映っている。

こけしの話285

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