2016-03

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石沢角四郎1 釈迦堂のこけし

石沢角四郎1 釈迦堂のこけし

 桜の開花を知らせるニュースが流れているが、昨日、今日、外に出ると北風が吹き寒さ感じる。我が家の庭では卜伴(ボクハン)の花がサクラとバトンタッチをするかのように最後の花を咲かせていた。

石沢角四郎1-2

 まだ大沼希三名義のこけしを探している。今日は胴模様が面白かったので購入した石沢角四郎のこけしが出てきたので紹介する。5月頃から初夏にかけて咲くアヤメと秋の花の菊が一緒に描かれているチグハグな季節感、入手してからは褪色が進んでいる事と飾る時期を決めかねる絵柄から棚の奥に仕舞い込んだままになっていた。

石沢角四郎1-1

 大きさは8寸で昭和37年(68歳ごろ)の作である。あらためて眺めてみると顔の描彩は目鼻の線が細く優しい。二重瞼が大きく湾曲して戦後の角四郎の特徴が出ている。胴に描かれたアヤメと花弁を広げた2輪の菊、緑色のそれぞれの葉は色が褪めてはいるが全体的に古色を帯びた木地にしっとりと落ち着き馴染んでいる。

石沢角四郎1

 角四郎は明治27年5月20日に山形県釈迦堂の大工角二の二男として生まれた。明治39年4月、13歳の時に斎藤松治に弟子入りをし、明治41年に斎藤源吉が除隊して帰郷してからは主に源吉に指導を受けた。大正4年22歳の時に年季が明け、山形や米沢などで職人をした。大正7年に故郷の釈迦堂に戻り独立開業、木地玩具類は作らずに木管類を挽いていたが、昭和15年に深沢要氏の依頼を受けこけしを作り、蒐集家の間に知られるようになったという。戦後もこけしを作り続けていたが昭和44年に77歳で他界した。 
 
こけしの話282
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