2014-09

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荒川洋一57 昭和62年9月作の千代五郎型

 荒川洋一57 昭和62年9月作の千代五郎型

 昭和45に年に岩本芳蔵に師事して2年、荒川工人にとって昭和47年はこけし作家として大きく飛躍した年となった。正月に佐藤春二と岩本芳蔵の両巨匠に付き従って、東京と横浜でこけし作り実演会を行い多くの愛好家や蒐集家と出会った。実演会が終わり師や愛好家と箱根や小田原の旅に出て語り合い古品を見せて頂きこけしの奥の深さを知ったという。
 そして年の初めに師芳蔵に善吉型の復元を願い出て許されて、その後、武井武雄版画の善吉型の復元では大きな話題となった。9月には喜多方の小椋勘九郎に会い千代五郎型、勘九郎型の復元を許されている。

 荒川工人に頂いた昭和35年から現在に至るまでの年譜を読むと、昭和45年は年譜全体の半分近くを占めていることからも如何に重要な年だったか読み取ることができる。

荒川洋一57-1

 今年の7月に工房を訪ねた時に初めて千代五郎型「歯」を譲って頂いてから、ポツリ、ポツリと荒川工人の千代五郎型集まってきた。今日、紹介するこけしは昭和62年作で大きさは7寸、唐人を思わせる顔にマントを着ているような美しい胴のフォルム、赤と緑で引かれたロクロ模様がアクセントになっている。

荒川洋一57

 今年は残暑が短かった。会津地方も、もうそろそろ稲刈りや籾摺りが終わり農閑期に入るころだろう。11月には東京で「山河之響の会」のイベントがある。夏からの農業の疲れを癒し、じっくりとこけし作りに集中して頂きたいと思う。今から 私は東京での再会を楽しみにしている。  

 こけしの話223

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