2014-01

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蔦作蔵2 つた屋のこけし

蔦作蔵2 つた屋のこけし 

 「つた屋物産」(日本一の独楽造り工房と小野川温泉お土産製造・販売)のホームページを見ると独楽や木地玩具の紹介と創始者の蔦作蔵の年譜や写真が掲載されている。年譜は以下のようになる。人生の後半は小野川温泉の名士としての作蔵を年譜から垣間見ることができる。

・明治25年 宮城県大河原町に生まれる。
・明治40年 (16歳)白石市弥治郎の木地師佐藤勘内に弟子入り、父の栄治の指導で、修行する。
・大正 2年 (22歳)山形県小野川温泉で独立開業する。
・大正14年 (34歳)小野川スキークラブを結成し、推されて副会長。
・昭和 3年 (37歳)日本初のこけしの本「こけし這子の話」に工人として紹介される。
・昭和14年 (48歳)ベルギー・ブランセル国際人形博覧会に財団法人国際文化振興会の委嘱でこけしを出展する。
・昭和28年 (63歳)小野川商業組合の初代組合長となる。
・昭和29年 (64歳)山形県こけし会が設立され、副会長に推される。
・昭和30年 (65歳)火野葦平が来訪し、小説化のため、手記の執筆を約束する。
・昭和32年 (66歳)永眠する。

 年譜の他に作蔵の制作風景や衛(養子)、次男の文男の子供時代の写真も興味深いものが多い。

蔦作蔵2-1

 今回の作蔵こけしも制作年代は不明であり大きさは8寸、全体的に古色を帯び赤と紫のロクロ模様は褪色している。赤いロクロの線を挟むように細い緑色の線を引いているが消えかけている。保存状態の悪いこけしだがあまり気にならない。むしろ、しっとりとした落ち着きを感じる。

蔦作蔵2

 おかっぱ頭に少し垂れ目で小さな口、童女のような顔が愛らしい。私は目がパッチリとした「つた屋」のこけしはあまり好みではなかったが、この古色を帯びた作蔵こけしとの出会いが見方を変えてくれた。


こけしの話170


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