2013-12

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高橋精志7 誠型

高橋精志7         
 
 2013年も残すところ1日となってしまった。今年の11月にいわき市の「木地処さとう」を訪ねる機会があった。当主の誠孝工人は10年近く船員として働き父誠の死後に船を下りこけし作りを継ぐことになったという。母が経営していた旅館で働きながら、父佐藤誠の木工所で働いていた高橋精志のもとに通い木地を習得した。今は二人の子供達も伝統こけしの道に入り妻の美喜子夫人ともに一家4人でこけしを作っている。
 年内にもう一度「木地処さとう」を訪ねたいと思っていたが雑事に追われ果たすことが出来なかった。いわき市は比較的近いので、これから折をみて訪ね少しづつ蒐集して行きたいと思っている。

高橋精志7-1

 誠孝工人の師である高橋精志の「誠型」7寸を紹介する。赤と緑と黄の3色のシンプルなロクロ模様で裾が少し広がりを見せている。しっかりとした筆使いですっきりと良い顔に仕上がっている。胴底には昭和52年4月「たつみ」と記されている。

高橋精志7

 精志工人は大正15年に父精助に師事し昭和2年16歳の時に弥冶郎の小倉嘉三郎のもとで1年半の修業を積んだ。昭和10年24歳のときに福島県の平で佐藤誠に弟子入りし木地業に従事した。その後、いろいろな職業を経て昭和44年に木地業の復活を果たしている。

高橋精志7-2
 
 以前(こけしの話15)紹介したことがある6寸の誠型と並べてみた。「たつみ」の森亮介さんは多くの工人を支え新たな境地を開かせた功績は大きい。この2つの素朴でありながらどこか気品のようなものを感じる誠型のこけしを観ながらしみじみと思った。
 
 こけしの話157
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