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鈴木征一4 ナデシコ
鈴木征一4 ナデシコ
以前から行ってみたいと思っていた店があり昼に行くことにした。霞ヶ浦の近くに建つ趣のある店構えで、自家製の臼挽き粉で十割蕎麦が売りの「手打ちそば恵比寿」という店だ。門を潜ると玄関先の山モミジとガクアジサイが涼しげに迎えてくれる。

私は二八の田舎蕎麦を選んだ。殻付きの蕎麦の実を石臼で挽き、香りが強く麺も太い個性派、腰が強く食べごたえのある一品だった。妻はうどん、息子は十割蕎麦、好みがあると思うがどれをとっても美味しかった。

今日、紹介する角張った頭のこけしは鈴木征一工人作の運七型で大きさは6寸4分、制作時期は不明である、胴は薄い黄色の染料が塗られ、大きく開いたナデシコの花が2輪、蕾が1輪描かれている。顔はキリットした眼に結んだ口が引き締まり緊張感とグロ味がミックスしている。

私がこの地に移り住んだ頃は見渡す限りに松林が続いていた。私の家の後ろも松林で前述したように今頃はナデシコ、秋には桔梗や松虫草を見つけることが出来、吾亦紅や女郎花に至っては一歩外に出れば自作の花器に活ける花を摘むのに事欠かなかった。今は遠い思い出となり懐かしんでいる。

こけしの話81
以前から行ってみたいと思っていた店があり昼に行くことにした。霞ヶ浦の近くに建つ趣のある店構えで、自家製の臼挽き粉で十割蕎麦が売りの「手打ちそば恵比寿」という店だ。門を潜ると玄関先の山モミジとガクアジサイが涼しげに迎えてくれる。

私は二八の田舎蕎麦を選んだ。殻付きの蕎麦の実を石臼で挽き、香りが強く麺も太い個性派、腰が強く食べごたえのある一品だった。妻はうどん、息子は十割蕎麦、好みがあると思うがどれをとっても美味しかった。

今日、紹介する角張った頭のこけしは鈴木征一工人作の運七型で大きさは6寸4分、制作時期は不明である、胴は薄い黄色の染料が塗られ、大きく開いたナデシコの花が2輪、蕾が1輪描かれている。顔はキリットした眼に結んだ口が引き締まり緊張感とグロ味がミックスしている。

私がこの地に移り住んだ頃は見渡す限りに松林が続いていた。私の家の後ろも松林で前述したように今頃はナデシコ、秋には桔梗や松虫草を見つけることが出来、吾亦紅や女郎花に至っては一歩外に出れば自作の花器に活ける花を摘むのに事欠かなかった。今は遠い思い出となり懐かしんでいる。

こけしの話81
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