2011-10

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高橋精志4 福島屋

高橋精志4 福島屋  
       
 いわき市で思い出すのは、湯本の温泉街に入る手前に私の行きつけの店「名品みやげ 福島屋」という看板を掲げた小さな土産屋があった。店のご主人は70歳を過ぎていたと思う。定年になり退職金を元手に土産屋を開いたという話だ。ここは駅前の土産屋と違い、店のご主人が自ら各地を回り、直接、こけしや焼き物、その他の民芸品などを仕入れて販売していた。お土産こけしや観光地の名前が入った湯呑、提灯などは無く益子や相馬の作家物や弥治郎、遠刈田の伝統こけしなど、少し質の高いお土産が置いてあった。

高橋精志4-1

  私は高橋精志さんのこけしをいつもの駅前の土産屋で1、2点購入した後は必ずこの「福島屋」に寄った。折り畳みの椅子を出してもらって腰を下ろすと、いつも奥様がお茶を出してくれる。香りの良いお茶を啜りながら、ご主人が買い付けに歩き旅先での出来事や作家や工人の話を聞く事が楽しみになった。ただ、取引が上手く行かなかった時など、工人の名前を出し口汚く罵る事もあり、その時だけは耳を塞ぎたいと思った事もある。

高橋精志4

 私はこの店では遠刈田の丑蔵さんや文男さん、弥治郎の佐内さんや福雄さんの作品を購入した。小さな店だったので西陽がこけしを飾る奥のガラスケースまで届き褪色や日焼けが進み良い環境とはいえなかった。
 昭和54年6月に精志さんのこけしをいわきで最後に買って以来この店からも足が遠のいてしまった。あれから30数年が過ぎた。今はどうなっているのだろうか。もう一度、湯本温泉の入り口の小さな店「名品みやげ 福島屋」を訪ねてみたいと思う。

 今回のこけしは精志さんの6寸、ロクロ模様に二重の目、私の保存が悪く顔にシミが出てしまった。


こけしの話18

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