2011-09

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高橋精志3 最後の出合

高橋精志3 最後の出合  
       
 私が湯本駅前の土産屋を最後に訪れたのは昭和54年6月9日である。棚の上には数本しか残っていなかった。ロクロの模様が描かれた小さな作品を手に取り、少し色褪せてはいるが薄桃色の頬紅が愛らしい、素朴な顔立ちをしたこけしを1本選んだ。

高橋精志3-1

 その後、袋田温泉やいわき周辺の観光地などのお土産屋に忘れられたように、ぽつんと置いてある精志さんのこけしを見つけることがあった。日増しに色褪せ日焼けして行き、無残な姿のこけしを手に取っては買い求め家に持ち帰った。それも昭和50年代の終わりごろには見かけなくなってしまった。こけしの産地からほど遠い温泉や観光地でも、以前は稀に伝統こけしを置いている店を見かけたが、ブームが去り商売にならなくなってしまたのか、いつの間にか消えてしまった。

 高橋精志さんのこけしを最後に手にしたのは、大子の袋田の滝へ続くお土産屋さんの1軒に、ひっそりと、忘れ物のように置かれていた9寸の太いロクロ模様が描かれ頭部に小豆の入ったこけしで、私のメモには昭和58年8月26日とある。

高橋精志3
 
 平成になりヤフオクでこけしが買えるようになった今、精志さんのこけしが時々出品されるが人気は今一つである。素朴で愛らしい精志さんのこけしが、又、私の手元に集まるようになってきたのは嬉しい。

こけしの話17

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