2011-07

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佐藤丑蔵2 76歳の作

佐藤丑蔵2 76歳の作

 丑蔵さんは明治22年3月4日に木地業の文治の長男として生まれ叔父文六について木地を修行し明治42年に独立した。肘折時代(18歳~21歳の修行時代・27歳~30歳)、湯田時代(31歳~59歳)、戦後の遠刈田に定住し晩年至るまで、70数年という長い制作期間に変化に富み、グロテスクの中に情味があり、つい引き込まれてしまう魅力を持った作品を数多く残している。

丑蔵2-1

 今回は76歳の作、戦後の作品では77歳と並び、佳作が多く生まれた時期と言われている。私が入手したのは平成20年4月27日で、底が書きには昭和39年とあり、40数年の歳月が流れている。

 大きさは8寸で、多少、日焼けはあるが退色はほとんどなく保存状態は良好、三日月目で、右目よりやや上に描かれた左目の方が多少湾曲は少ないが違和感はなく、愛嬌を振りまく幼児の顔に映る。頭はやや大きめで角張っており、頬から顎の部分が異様に大きい。胴は上下の赤と緑のロクロ線の間に4段の重ね菊が描かれている。

丑蔵2

 私が最初に遠刈田を訪れたのは昭和54年5月12日で丑蔵さんは91歳、お会い出来ればと期待した旅だったが、果たせずに文男さんの作品を譲って頂き帰ってきた。昭和61年4月に文男さんが、9月には丑蔵さんが相次いで亡くなっている。


こけしの話14

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