2017-10

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白畑与太郎1 酒田のこけし

白畑与太郎1

 雑系の白畑与太郎は父白畑重治に師事した。こけしは娘の白畑喜代が絵を描き与太郎の名義で世に出していたというが定かではない。また木地も喜代が引いていたという話も何かで読んだことがある。

 与太郎は明治45年に生まれ昭和57年に70歳で亡くなっている。

白畑与太郎1-1

 この白畑与太郎名義のこけしの大きさは5寸5分で、太い胴に稚拙な菊の花が2輪に葉と蕾が描かれ、角張った頭には大きい瞳と「一」の字に近い鼻、点のような小さな口、素朴な顔をしたこけしになっている。写真はのせていないが胴底の「白畑与太郎」のサインはどうみても男文字のように見える。

白畑与太郎1

 系統的に肘折に分類しているものもあるが、雰囲気的には温海のこけしに近いように思える。
 
こけしの話162


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本間久雄2 酒田のこけし

 本間久雄2

 もう一つの本間久雄のこけしは無地の胴にチマチマとした菊の花と葉が描かれている。鬢が顎にかかりそうに長い。このこけしも異国的な雰囲気は否めない。大きさは7寸1分で先日紹介した黄色い胴の久雄のこけしと比べるとかなり細くなっている。

本間久雄2

 本間久雄も肘折系に分類しているものも多いが、あまり肘折系との共通点が少ないと思うので、私は「雑系」に入れるている。

本間久雄2-1

 本間久雄のこけしは昭和48年ごろから本格的に作り始めたと言われているが、戦前、戦後も少数ではあるが作っていた。 

こけしの話161

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本間久雄1 酒田のこけし

本間久雄1

 本間久雄のこけしを紹介する。雑系のこけしで胴の背中には「本間儀三郎型」と記されているが正確には「柏倉勝郎型」と呼ぶのだろう。大きさは7寸で黄色く塗った太目の胴に3段菊が描かれている。頭頂の帽子のような短い髪から長い鬢が頬の下に伸びた顔は異国的な雰囲気を醸している。

本間久雄1

 インターネットで「本間久雄」で検索したがあまりヒットしなかった。「柏倉勝郎」については「こけしのなかのわたし」の2013年3月に詳しく出ているので参考にされたい。

本間久雄1-1

 本間久雄は明治43年4月14日山形県飽海郡に生まれ、昭和元年17歳の時に酒田の木地師本間儀三郎に弟子入りした。昭和15年に儀三郎の養子となり本間姓となったがほとんどこけしを作らず家具の足などの木地製品を作っていた。昭和48年ごろに蒐集家に請われ本格的に「柏倉勝郎」型を復活させたという。昭和59年9月5日に72歳で没している。

こけしの話160

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